MediaPad X2 を選んだ理由 ①iPhoneよりAndroid

iPhoneからアンドロイド機へ

 

ずっとiPhone3のころからiPhoneをずっと使い続けてた。会社携帯も数年前にiPhoneになって、個人携帯とあわせてiPhone2台持ちになってた。iPhone自体は使いやすくて気に入ってる。でも、2台もってるのは無駄な気がした。


あるとき個人のほうのiPhoneを紛失したのを機に、せっかくだからAndroid端末をつかってみようと思った。おサイフケータやらワンセグが見られるのは魅力的だ。それでいろいろ調べてみて、サクサクヌルヌル動いて「iPhoneを超える性能」と、当時かなりの評判の高かったGalaxyS3に興味をもった。端末代って高いのね。それまで2年縛りの割賦契約でずっと機種代を意識してこなかったので、清水を飛び降りる気分で手に入れた。

 

はじめてのAndorid端末、わくわくどきどき使い始めてみて、、、不満一杯!

まずDocomosamsungのプリインストールアプリが山ほど入っていている、なんじゃこりゃ、と。どれがAndroid標準アプリで、どれがキャリアが追加したアプリなのかまったく判別つかない。必要最低限のアプリってどれ?いろいろ開いては閉じ、と試行錯誤してみる。どうやらアプリごとにカスタマイズできるらしいけど、カスタマイズできるメリットより、いちいち細かな設定をON/OFFしなくちゃならないのが煩雑。また設定画面の日本語のわかりにくいこと(まぁ、これはiPhoneでもにたりよったりだけど)。最初のうちはがんばって解読しようといろいろ試してみたけど、そのうち疲れて飽きてしまった。

 

加えて、画面上に煩雑にちらばるアプリアイコン。iPhoneより1画面に表示できる情報が多いのは便利なようで、実は余計な情報に戸惑うことが多かった。iPhoneとの操作性の違いと、そして何よりヌルヌル動かない、むしろカウカク動くよ?UXがほんとうに気に入らなかった。それでけっきょくあまり使いこなせないまま、通話以外はすっかり会社のiPhoneばかり使ってた。ワンセグも電波の入りがわるくてイライラする。だから使わなくなったし、そもそもテレビ自体をみなくなってた。

 

とはいえ、それから2年。

会社携帯ではセキュリティ上の理由からインストールしてはだめなアプリも増えてきたので、これまで通話専用機と化していたGalaxyをこの夏からまたスマホとして使い始めた。

 

ランチャーアプリ導入でみちがえるほど使いやすく

 

友人の同じ機種のスタート画面がなにやらおしゃれで使いそうなのは知っていたのだけ、それがランチャーアプリというものをインストールすればできるということをようやく最近知った。そんなこと知らないくらい、まったく使ってなかった。ダウンロードしてみたところ驚くほど使いやすい端末に変身。っていうかUXってほんと重要なのね、操作画面はあいかわらずiPhoneにくらべてカクカクするけど、そんなのが気にならないくらい劇的に使いやすくなった。 

 

simフリーのAndroid機が欲しくなる

 

AndroidもUXをカスタマイズすれば、使いたいアプリにすぐにアクセスできて、画面の見え方や操作性もなかなか悪くない。むしろiPhoneよりカスタマイズが効くので、こちらに慣れてくるとAndroidのほうが使いやすいとさえ感じるようになった。使っているアプリ自体はなにも変わってない、ただ使わない目障りなアプリを「非表示」にしただけ。不思議だ、ほんとに。それでやはり、やたらとプリインストールされてて裏で何をしているかわからないアプリの多いキャリア携帯じゃなくて、余計なキャリアアプリが入っていないであろうsimフリー端末が使いたくなった。

 

最新のAndroid機の電池消費量の改善に期待

 

もうひとつ、買い替えしようと思った理由が電池消費スピード。iPnoneと比べるとGalaxyS3の電池消費ははんぱなく早い。まわりのアンドロイド携帯を使っている友人をみてると電池消費のスピードの早さを嘆いている人が少なからずいるので、たぶんOSに起因する弱点なのかもしれない。しかしスマホとして使ってると半日で電池が半分以下になるのは実用に耐えないレベル、たとえ電池が簡単に交換できるとはいえ、です。

旅先でカーナビがわりに使ったり、ちょっと調べ物を、なんて使い方ができるのがスマホのありがたささと思うのだが、電池の残量が気になって、ほんとうに必要最低限しか使わないようになるというのは本来の役割を果たしていない気がするよ。iPhoneだと地図アプリでGPSを使っていようが、長時間webブラウジングしていようが気にならないほど電池の消費スピードがゆるやか。その感覚でアンドロイド端末を使っていると痛い目をみる。ただNexus7の電池消費量のそれほど多くない機種もあるようだし、画面サイズの大きさに比例して電池容量も大きくなっている今のスマホは、もうすこし電池寿命が改善しているかも、というところに期待した。

 

写真の閲覧や加工もしたいから大きめの画面を

 

画面が大きくなると電池消費量があがるというデメリットがあるものの、写真を撮ってそれをクラウドSNSにアップしたりするには、やはり大きくて高性能な液晶画面のほうが楽しめそう。現時点ではwi-fiで画像を飛ばすとかほとんどやらないけど(何しろ端末のメモリ容量が小さすぎて、泣)、撮った写真をすぐにタブレットで確認、なんてやってるのを見るといいなぁって思う。データをこまめにクラウドに逃がすのも面倒だし、できればメモリ容量の大きな端末が欲しいとは思うものの、iPhoneの上位機種になる10万円をこえるとか、、むりむりぜんぜん触手が動かない。そんなわけで抜き差しできる大容量データカード次第で保存できるデータ量もある程度担保できるAndroid端末は魅力的、なんて思ったのだ。

 

何台も持ちたくないから、通話もできる端末を

 

携帯2台持ちなうえに、タブレット機をあらたに導入するのは重量的にも充電のわずらわしさ的にも嫌なので、一台二役が可能なファブレット(音声通話ができるタブレット端末)がいいなと物色を開始した。タブレット端末を音声通話用に使うのはかっこ悪い気もするけど、実際それほど通話には使ってませんしね。

 

ちなみに昨年秋からIIJの音声通話付格安SIMを使っていて、音声通話もデータ通信も基本パック(データ通信3GB/月)で不都合を感じずここまできてる。郊外や秘境でつながらなくても別にかまわない、命がけのアウトドアとかやってないから、だぶん大丈夫。

 

というわけで、ネットでSIMフリー端末の物色を開始したのでした。(続く)